PC Parts Digest

PCパーツ・自作PCの最新ニュースを毎朝日本語でまとめてお届けします

PCパーツ・自作PCの最新ニュース(2026-10-02)

メモリ不足が長引く見通しが、同じ日に複数の情報源から示されました。MicronはCEOが2027〜2028年の需給は2026年よりはるかに厳しくなると発言し、TrendForceは第4四半期もDRAMとNANDの契約価格が上がると予測しています。メモリやSSDの値下がりを待つより、必要な分を早めに確保するほうが現実的な状況です。製品面ではLGのネイティブ1,000Hzモニターが国内で発売されました。Nova Lake-SやRDNA 5については未確認のリークが続いています。

Micron CEO「2027〜2028年のメモリ供給は2026年よりはるかに厳しい」、決算は過去最高

必読価格・入手性TechPowerUp · Micron CEO Says Memory Supply Will Be Much Tighter in 2027 and 2028 Than in 2026

Micronは9月30日の2026会計年度第4四半期決算で、四半期売上高が過去最高の$54.2 billionになったと発表しました。決算説明会ではSanjay Mehrotra CEOが、メモリとストレージの需給は2027〜2028会計年度に2026年よりはるかに厳しくなるとの見方を示しています。DRAMとSSDの品薄・高値はあと2年続く前提で考える必要があり、増設や買い替えを先送りしても安くなる見込みは薄い状況です。

TrendForce予測:4Q26の契約価格は汎用DRAMが前期比10〜15%、NANDが15〜20%上昇

必読価格・入手性TechPowerUp · (PR) AI Server Demand Sustains Memory Contract Price Increases in 4Q26, While Consumer-Side Pressure Persists

TrendForceによると、DRAMメーカーは2026年第4四半期もサーバー向けに先端プロセスの生産能力を優先しており、市場は供給不足が続く見込みです。汎用DRAMの契約価格は前期比10〜15%の上昇と予測され、上げ幅は縮小するものの値下がりには転じません。NANDは消費者向けの需要が弱いにもかかわらず、全体で15〜20%の上昇が見込まれています。契約価格の上昇は数カ月遅れて店頭価格に反映されるため、年末にかけてメモリとSSDの店頭価格はさらに上がるおそれがあります。

NVIDIAが2027年のHBM供給の37%を確保か、供給契約は$279 billionに倍増

注目価格・入手性TechPowerUp · NVIDIA Could Account for 37% of 2027 HBM Capacity, Worth $279 Billion

NVIDIAの供給契約残高は、7月26日締めの四半期で$279 billionになりました。前四半期の$119 billionから倍増しており、同社は増加の主な理由をメモリの調達と説明しています。Morgan Stanleyの推計では、2027年のHBM供給はNVIDIAが37.3%、Alphabetが36%、AMDが12.1%を押さえ、合計で約85%に達します。この比率はNVIDIAの公表値ではなく、証券会社による推計です。メーカーの生産能力がAI向けに振り向けられていることが、一般向けDRAMの不足が続く背景にあります。

Raspberry Pi 4/5の2GBモデルが$12.50値上げ、メモリ高騰で据え置きを断念

注目価格・入手性TechPowerUp · Raspberry Pi Raises Prices of 2 GB Raspberry Pi 4 and Pi 5

Raspberry PiのEben Upton CEOは、Raspberry Pi 4とPi 5の2GBモデルを$12.50値上げすると発表しました。新価格はPi 4が$67.50、Pi 5が$77.50です。4月の改定では大容量モデルだけを値上げし、1GBと2GBは据え置いていました。今回は2GBも維持できなくなった形で、1GBモデルとCompute Module 4/5の2GB版は現時点で据え置かれています。

Gears of War: E-Dayの実測検証:MegaLights初採用でGPU負荷が重く、UE5作品としてはCPUにも厳しい

注目GPUTom's Hardware · Gears of War: E-Day PC graphics performance tested

Gears of War: E-Dayは、Premium Editionのアーリーアクセスが10月1日に始まりました。一般向けの発売は10月6日です。Unreal EngineのMegaLights(多数の動的レイトレース光源を扱う機能)を初めて採用したタイトルで、Tom's HardwareがNVIDIA・AMD・Intelの3世代、計43枚のGPUで描画負荷を検証しています。同誌はCPU 25製品でも計測し、UE5作品としては珍しくCPU負荷が高いこと、「low core mode」の挙動も報告しました。この作品のために構成を見直すなら、GPUだけでなくCPUも判断材料になります。

【リーク】Core Ultra 4000「Nova Lake-S」7モデルの一覧が流出、最上位は28コアの4970K BFC

注目CPUTechPowerUp · Intel Core Ultra 4000 "Nova Lake-S" Lineup Leaks With 28-Core 4970K BFC

@laurentschoice氏が、デスクトップ向けNova Lake-S 7モデルの一覧とされる情報を投稿しました。Intelは発表しておらず、未確認の情報です。一覧によると最上位はCore Ultra 9 4970K BFCで、P-core 8基・E-core 16基・LPE-core 4基の計28コアに、大容量キャッシュのbLLC、125W、32EUの内蔵GPUを備えるとされます。8月のCPU-Zリークでは4950Kが28コアとされていましたが、今回の一覧では24コアで、情報同士が食い違っています。モデル構成はまだ固まっていないとみるべきです。

NVIDIAのArm SoC搭載「RTX Spark」は10月7日に登場、ノートとミニPCが対象

注目その他TechPowerUp · NVIDIA RTX Spark Arrives on October 7, New Teaser Confirms

MicrosoftのWindows公式アカウントとNVIDIA RTX Sparkの公式アカウントが、RTX Sparkシリーズを10月7日に投入すると告知しました。RTX Sparkは、NVIDIAのArm SoC「RTX Spark N1X」を搭載するノートPCとミニPCのシリーズです。ASUSはすでにProArt 16の10月投入を予告しています。x86以外の選択肢が加わるため、ゲームやクリエイティブ用途でのアプリの互換性と性能が、発売後に確かめるべき点になります。

LG、ネイティブ1,000Hz駆動の24.5型フルHDモニター「25G590B-B」を発売、実売17万9,000円前後

注目周辺機器PC Watch · ヌルっとした映像を観たい!LG、世界初のフルHD/1,000Hzゲーミングモニター

LGエレクトロニクス・ジャパンは10月1日、24.5型フルHDのゲーミングモニター「25G590B-B」を発売しました。ネイティブ1,000Hz駆動のNVIDIA G-SYNC対応モニターとしては世界初です。価格はオープンで、実売は17万9,000円前後の見込みです。1,000Hzの効果を引き出すには、競技系タイトルで1,000fps近くを出せるCPUとGPUが必要になります。

【噂】RDNA 5最上位「AT0」は96CUの演算ダイ1枚と周辺ダイ2枚の構成か

GPUガジェログ · AMD RDNA 5「AT0」のチップレット構成が明らかに。96CUの演算ダイ1枚+2枚の周辺ダイか

AMDの次世代GPU、RDNA 5の最上位チップ「AT0」の構造について、未確認の情報が出ています。AnandTech ForumでKepler_L2氏が複数ダイ構成になると述べており、別の報道では、96CUの演算ダイは1枚にまとめ、演算以外の機能を2枚のダイに分ける形とされています。演算部分は分割しないため、RDNA 3で課題になったダイ間の遅延を避ける設計とみられます。いずれもAMDの発表ではなく、時期や価格もわかっていません。

【噂】携帯ゲーム機向け「Ryzen Z3」はZen 6×4+Zen 5低消費電力コア×2、RDNA 4mは最大12CU

CPUTechPowerUp · AMD Ryzen Z3 Reportedly Packs 6 CPU Cores and 12 RDNA 4m GPU CUs

Gotou_3rd氏らの情報として、AMDの次期携帯ゲーム機向けAPU「Ryzen Z3」の構成が報じられました。AMDは発表しておらず、未確認の情報です。CPUはZen 6が4コアと低消費電力のZen 5が2コアの計6コア12スレッドで、Z3 Extremeも同じ構成とされます。GPUはRDNA 4mで最大12CUです。Medusa Pointをもとに携帯機向けに調整したセミカスタム品とみられ、次世代のポータブルゲーミングPCの性能を左右します。

アイオーデータ、4K/75HzとフルHD/300Hzを切り替えられる27型「GDU271AD」を11月上旬に発売

周辺機器PC Watch · 4K/75HzもフルHD/300Hzも1台で。アイオーの27型ゲーミングモニター

アイオーデータは、27型ゲーミングモニター「GCFX GDU271AD」シリーズを発表しました。4K(3,840×2,160)/75HzとフルHD/300Hzを切り替えて使えます。作業や動画では4Kの解像度、FPSでは300Hzという使い分けを1台で済ませたい人に向いています。発売は11月上旬で価格はオープン、本体色はブラックとホワイトの2色です。

NeweggやAliExpressで偽のBlu-rayドライブが出回る、PS3エミュレーター開発陣が注意喚起

ストレージTom's Hardware · PS3 emulator devs warn of fake Blu-ray drives on Newegg and AliExpress

PS3エミュレーターの開発陣が、NeweggやAliExpressで「最近、偽のBlu-rayドライブが大量に出回っている」と警告しました。手持ちのディスクを吸い出すためにBDドライブを探している人が、直接の被害を受けるおそれがあります。光学ドライブは選択肢が減っており、通販で買うなら販売元と型番の実在を確かめてから注文するのが安全です。